遠回りしたら見えるものがある

スノーボードやスキー、サーフィンをマニアックに分析したい

2020-01-01から1年間の記事一覧

Day11 ヒールサイドターンの後半の荷重(立ち上がり)は、前ヒザをビンディングの角度に沿って伸ばす

トゥサイドターンの準備がヌルっとしていた 非常に感覚的な表現ですが、ヒールサイドターンのピークからトゥサイドターンへの切り替え部分がヌルっとしていました。もう少し違う言い方をすると、トゥサイドに比べると、足元から感じるエッジグリップのパワー…

Day7,8,9,10 ヒールサイドターンがまだズレので「立ち上がる」動作を分析してみた

ヒールサイドターンがズレる 昨シーズンのスノーボードの分析結果から今年は非常に、楽に、安全に、スムーズに滑れています。Day8@オーンズナイターで、2年ぶりに一緒に滑った方(師匠と勝手に思っている)から「見違えるようになりましたね」とうれしい言…

Day6 キロロで試してみてスピードが速い時の重心移動が中途半端になることがあった

キロロは非常に良い雪でした Day6はキロロ。ここ数日の降雪でとても良い状態でした。また、圧雪もとてもきれいだったので、勘違いしてしまいそうな良いバーンでした。ついでに言うと、やはり人が少なく時間が経っても全然荒れてこず良い雪を一日頂きました。…

Day5 身体は横向き、顔前向き、ターンではボードを傾けない

今日はスノーボードを始めて3年目の方と一緒に滑ってきました。グラトリをしたいとスノーボードを始めた方で、今日はグラトリの世界の楽しさを教えてもらったので、お返しにカービングターンのチェックをしました。そこで確認した内容を今回書こうと思います…

Day4 Summit to Sea. スノーボードからのサーフィン

雪の後に波もいくか。 低気圧の通過後は、波も良くなりますし、雪も良くなります。今日は滑りにいこうとは決めていたのでキロロへ。オープンしているコースが少なく1時間半くらい滑ってお昼には帰宅しました。帰路は毎回海が見えるのですが、朝よりも波が落…

Day3 トゥサイドターンの内倒克服

Day2 いろいろ忘れてトゥサイドの内倒が復活 いきなりDay3ですが、今シーズンも発見した上達のポイントを整理してきます。Day1は札幌国際スキー場で良い雪を楽しむことができましたが、実はブーツのセンタリングがあっていなくて滑り難さがつきまとう1日でし…

冬サーフィン。ヘッドキャップにご用心

とうとう雪がふりました いよいよ山に雪。積もりはしませんでしたが、街中でも雪が舞っていました。雪が降るということは波もいいということで、明日の出張のためにタイヤ交換をしてから海を見に行きました。風が強いかなと思っていましたが胸~肩のいい波。…

40代久しぶりにショートボード。道具に頼りすぎていたことに気づいた

久しぶりのショートボード(6'3) いつもは6'10の浮力のあるボードを使っていますが、サイズが大きくなるとレイトのテイクオフになることが多く、どうせ遅くなるなら昔のショートボードの方が調子いいんじゃないかと思い試してみました。10年くらい使っていな…

SUPでテイクオフが難しくなった。。。

久しぶりのSUP テイクオフの分析は、もともと、SUPで立ってパドルを使ってなら簡単に波がとれるのに、手でパドルだとなぜ難しいのか?という点から始まりました。最近はそれなりに波もあり、普通のサーフィンの方が楽しくなったのでSUPから遠ざかっていまし…

テイクオフ再考。波にテールが引きずりあげられる時に漕ぐ。

「波がやわらかかった」 隣にいたボディーボーダーがつぶやいたこの一言を聞いて言い得て妙だなと思いました。乗れる波の印象は確かに「硬い」、乗れない波は暖簾に腕押しになり「やわらかい」。 この硬い、柔らかいの差はなんなのか。これまでのブレイクの…

秋日本海。混雑と目が三角な方々。

今朝は胸から肩のいい波だったのですが、かなり沖で大きくブレイクするか、インサイド側でブレイクするかの両極端な波でした。 毎年のことですが、秋の日本海は混雑。 8時頃に入った時は10人くらいで気持ちよかったのですが、気づいたら30人以上入っている感…

波とはなんだ。テイクオフのための波の基礎知識。

病み上がりで土曜日のいい波には乗れませんでした。日曜日の朝に期待しましたがモモ腰のダラダラ波。何事も健康第一ですね! 最近パドリングの際の重心位置をちょっと後ろにした結果、波が簡単にとれるようになり、サーフィンがまた楽しくなってきました。上…

ちょっと緩いウェットスーツにインナーネックが効いた

最近寒くなってきて、特にウェットスーツの首から侵入してくる海水がなかなか堪える季節になりました。 僕は2枚のウェットスーツを使っていて、1着はパタゴニアのぶら下がりで、もう1着はRUSHのフルオーダーです。後者はもちろん首からの浸水もなくとても…

(続)パドリング時に重心位置をテール側に変えたら波をとるのがびっくりするくらい楽になった

前回の試行と課題 前回、テイクオフのパドリング時の重心位置について次の記事を書きました。この時はSUPの板で試したので長さや浮力の違いは考慮できていませんでした。では、普通のサーフボードではどうだったのかというのが今回のお話です。 fq12345.hate…

パドリング時に重心位置をテール側に変えたら波をとるのがびっくりするくらい楽になった

これまでの状態 サーフィンを始めたのは20数年前。20代の頃は足しげく海に通い身体も鍛えてきました。調子よく波がとれる日はテイクオフのパドリングに力を感じ、なかなかうまく波がとれない日は漕いでも漕いでもスカスカな感じになるという感じです。特にグ…

エッジの切り替えのまとめ

モチベーション 2019~2020シーズンの試行錯誤を通して、トゥサイドターンとヒールサイドターンについて下記のようにまとめてきました。それぞれの記事の中で、切り替えについては記載しました。しかし、安定したターンのために非常に重要な動作にもかかわら…

重心移動はターンのキモ。でも、そもそも重心ってどこ?

重心移動はターンのキモ 重心の移動は、身体全体の移動に必要不可欠です。例えば、歩く、走る、ジャンプする。ある地点からある地点へ移動する際には、重心が移動します。もちろん、重心を移動させずに、足だけ動かすということができるかもしれませんが、大…

トゥサイドのカービングターンのまとめ(内倒、後傾、ボードがたわまないなどの解決)

1.モチベーション トゥサイドのカービングターンの問題は大まかに、内倒、後傾、ボードをたわませれない(エッジング立てただけになる)になるのではないかと思います。難しいのは、これらが単独で発生するのではなく複合して起こることです。 例えば、ト…

ターン時の上半身の動きについて考えた(だけ)

モチベーション 僕は、左回り(反時計回り)のターンが苦手です。両方のターンとも荷重についてはまだまだ課題はありますが、右回りはあまり違和感なくスキーを操作することができます。スノーボードと違って、理論的には左右ともに同じ動きをすれば良いわけ…

X脚をわざとやってみて、効率良くX脚をつくる方法を考えてみた

この記事は、下記の続きです。fq12345.hatenablog.com fq12345.hatenablog.com なぜ、X脚を再現するのか X脚という現象が滑走中に現れる訳ですが、スキーやスノーボードの問題は、それ以前の行動が間違っていることが多く、必ず前段階から確認していく必要が…

新型コロナを乗り切るために。

子どもたちに「お父さんが家にいる時はお金が少ない時だから」と伝えてきた。1月からはかなり家にいる。今も家にいる。まだまだ、まだまだ家にいるだろう。 末っ子が冷凍庫にアイスがなくなっているのを見て、「お金がないからアイス買えないんだね」と。 そ…

X脚の原因と対策の続き

この記事は下の記事の続きです 下記の記事で、荷重とより効率的な動きが課題となっていましたので、そのあたりを確認してみました fq12345.hatenablog.com おさらいと今回の課題 まずは、足首の動きと重心(みぞおち)を移動させることを意識してスタートし…

X脚の原因と対策がわかった!できた!

X脚じゃなくなった X脚の続編です 下記事で原因として想定した切り替えについてテストしてみました。 fq12345.hatenablog.com まずは試行錯誤 まずは、X脚にならなかったズラしのターンをやって感触を得るようにしてみました。 前のターンの外足のテール側の…

X脚になったりならなかったり。特にカービングしようと頑張るとダメだった

X脚になったりならなかったり。 スキーは、ブーツもビンディングも硬いしスキーも長い。何より、2本の足が独立して使えるのでスピードもだせる。 昨日の朝一は、カリカリバーンでした。10時半頃から緩み始めて気持ちの良いバーンでした。なんとなく、うまく…

ヒールサイドターンのエッジングの問題の解決策

はじめに ヒールサイドターンのズレは、スノーボードの良くある問題点と思います。今回は、ヒールサイドターンのエッジングのポイントを見つけたのでご紹介します。 要点は次の2つです。 しっかり立ち上がる 立ち上がる方向は重力方向 ここからは、これらの…

ズレないヒールサイドターンに向けた整理

2020/04/11 この記事については、解決方法の記事を追加しましたので、併せてご覧ください。 fq12345.hatenablog.com 「ヒールサイドターンでズレる」はスノーボードの大きな課題 永遠の課題のように感じています。今シーズン、様々なことを試してみました。…

スノーボード:トゥサイドターンで「踏む」ためにはカカトでボードを立てる。

「トゥサイドはエッジを立てやすく、ヒールサイドはスライドしやすい」 これは、足首やヒザ、股関節、腰等の下半身の関節の曲がる量の違いによるもので、スノーボード特有のことです。 じゃあ、トゥサイドは簡単なんでしょ?と言いたくなるのですが、トゥサ…

ヘタったスノーボードブーツにPOWER RIDEってのを使ってみたら、結構いい感じでした

たぶん、2017年くらいに購入したBurton Photon BOAですが、年間30~60回くらい滑るので、流石にヘタってきました。回数は多いですが、滑走時間は1回2~3時間くらいなのでハードに使ったという感じではないと思います。 ヘタってきたと感じたのは、前後のフレ…

本日オーンズ最終日。最終日にして満足のいく滑りができました

今日は、オーンズの最終日。長いようにで短いオーンズシーズンでした。しかし、最終日にして、やっと春の雪を攻略することができました。 「春の雪が攻略できた」というのは、ぐさぐさ・ボコボコになった雪でも、ボードが突き進んでカービングしていく。暴走…

スノーボード。ターンの3分の2は前足荷重。

季節外れの積雪で、土がでていたゲレンデが良いコンディションに戻りました。もちろん、雪はべたついていますが、久しぶりにエッジがグリップするコンディションでした。 最近、イメージ通り滑れなくて、少し嫌気がさしてきていました。いろいろ考えてきまし…