遠回りしたら見えるものがある

スノーボードやスキー、サーフィンをマニアックに分析したい

波とはなんだ。テイクオフのための波の基礎知識。

病み上がりで土曜日のいい波には乗れませんでした。日曜日の朝に期待しましたがモモ腰のダラダラ波。何事も健康第一ですね!

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最近パドリングの際の重心位置をちょっと後ろにした結果、波が簡単にとれるようになり、サーフィンがまた楽しくなってきました。上手くいくようになると「なぜ?」をしっかり究明したくなります。これは自分にとって波に乗ることと同じくらい楽しいことです。根本から考えようと最近、波の仕組みが気になっています。少し調べたところテイクオフがさらに理解しやすくなりました。

 

fq12345.hatenablog.com

 

サーフィンのテイクオフに役立つ波の仕組み

波はその表面に流れがなく、エネルギーが伝わって上下しているだけであること。ブレイクは、浅くなってボトム側の波の速度が遅くなり、トップ側が追い越してしまうもので、この時トップ側に流れがでること。この2点が非常に重要でした。

 


波がブレイクする様子

 

要は波が上下するだけのところではテイクオフが困難。普通には不可能。テイクオフの際のあのすーっと前にでる感じは、トップの波がボトム側の波を追い越す際の流れに乗っていると考えられました。

 

今日、実際に波がブレイクする場所の岸側と沖側で、波の中に手を入れて掌に感じる圧を確認しました。

 

すると上下するだけのところでは全く抵抗がなくブレイクに近くなると抵抗を感じました。これは段階的というよりも全く抵抗のない場所から一気に抵抗がある場所になる感じでした(テイクオフができる場所は結構狭いようです)。

 

抵抗はつまり岸側への流れの有無です。これを確認してみると、あーここは絶対乗れない、ここは行けるかもということの判断が簡単にできました。ある程度サーフィンをされている方なら乗れそうな波と乗れなさそうな波はみれば分かると思いますが、慣れていない方はこの流れを感じてみると波を見る目が得られやすいと思います。

 

結論

今回、波のトップの流れの有無を実際に確認できました。結果、テイクオフできる場所=トップに流れがでてきた場所であり、その場所は結構狭いということがわかりました。今まで言葉にしにくかった乗れるか乗れないかをシンプルに言えるようになったのは大きな進歩と思います。スッキリしました。

 

ちなみに、そこの波は無理そうだと思う波に頑張ってパドリングしているサーファーがが多かったです。理屈がわかれば明確な判断ができる!もう少し理解を深めつつ、テイクオフの理解を進めていきます。