遠回りしたら見えるものがある

スノーボードやスキー、サーフィンをマニアックに分析したい

リーンアウト

ヒールターンの謎をやっと解明できた③

これまで、ヒールターンのポイントのうち、アプローチと角付けについて解説してきました。今回は、最終回として荷重について解説します。 荷重は角付けによる慣性力への対応 最初の45度で角付け(エッジが入る)が行われると、その瞬間から慣性力が発生しま…

スノーボードのターンのコツ(ヒールでもトゥでも結構重要)

ボードを動かすために、どこを動かす必要があるのか スノーボードでターンをするためには、雪面からの抵抗を生み出すためにボードを動かす必要があります。多くのことに共通すると思いますが、まずは目的を明確にして、それに対して必要なことを整理し実行し…

ヒールターンの謎をやっと解明できた②

角付け:角付けの動作はわかりにくい 無限ループ 角付けの姿勢 次回は荷重について説明します 角付け:角付けの動作はわかりにくい 前回に続いてヒールターンの謎にせまっていきます。今回は角付けです。早速ですが、ヒールターンの角付けの時の姿勢はどのよ…

ヒールターンの謎をやっと解明できた①

ヒールターンは霧の中。みなさんはどうですか? ヒールターンの3つのポイント アプローチ:斜滑降のないターンのイメージだと難しくなる 斜滑降をもう一度確認しましょう 次回は角付け ヒールターンは霧の中。みなさんはどうですか? トゥからヒールへ。上…

整地では滑れるのに不整地では滑れないのは自分でエッジを立てているからではないか(スキー)

ボコボコの斜面で疲れ切ったところがスタート地点 先日の札幌国際は、圧雪の後に降雪。気温が高かったので重めのパウダーでした。サイコーのパウダーはすぐに食われ尽くしボコボコに。太ももの筋肉はすぐにファイアーしてしまいました。次の日も約束が、疲労…

春雪の滑り方はトーションをかけ続けるのか

いよいよ、3月も終わりが近づき雪はグサグサ。滑るのが難しくなってきました。正直、この時期のスノーボードは苦痛です。でも、続けます!もうオーンズは28日に終わるので朝ちょっとだけ滑るという今のスタイルは終了で、たまにキロロに行って集中して滑る感…

大スランプ→ノーズドロップかよ→基本が大事

春の雪は、欠点を際立たせる 今シーズンは、スキーもスノーボードも順調に上達してきました。特にスノーボードはトゥもヒールも非常に安定したカービングができるようになりました。もう、ここからはジャンプやトリックだと、グラトリを練習したり、キッカー…

スキー。外スキーに乗るってどういうこと。

外スキーに乗るとは言われているけれどイマイチ正解が見えなかった 上手くいかないとムキになってしまう性格でしばらくスキーに集中しています。目標は、スノーボードの10倍速でスノーボードと同じくらい滑れるようになる!なのですが、外スキーに乗るという…

180度視点を変えたら、スキーが簡単になった!(Day59)

HOW TO SKI WITH BALANCE | 3 Tips for steeper slopes and short turns はじめに かなりご無沙汰してしまいましたが、だいたい毎日滑っていました。今年はスキーとスノーボードの二刀流で、スノーボードで疲れるとスキーに、スキーで疲れるとスノーボードへ…

Day32 スノーボードのヒールサイドターンほぼ完成

「フォームがある」 同じ年齢ながら、サーフィン、スノーボードの両方で、非常にスムーズかつダイナミックなフローを描く友人がいます。彼にヒールサイドターンのポイントを聞くと、「フォームがある」と言います。フォームってなんだ?と思っていましたが、…

Day11 ヒールサイドターンの後半の荷重(立ち上がり)は、前ヒザをビンディングの角度に沿って伸ばす

トゥサイドターンの準備がヌルっとしていた 非常に感覚的な表現ですが、ヒールサイドターンのピークからトゥサイドターンへの切り替え部分がヌルっとしていました。もう少し違う言い方をすると、トゥサイドに比べると、足元から感じるエッジグリップのパワー…

Day7,8,9,10 ヒールサイドターンがまだズレので「立ち上がる」動作を分析してみた

ヒールサイドターンがズレる 昨シーズンのスノーボードの分析結果から今年は非常に、楽に、安全に、スムーズに滑れています。Day8@オーンズナイターで、2年ぶりに一緒に滑った方(師匠と勝手に思っている)から「見違えるようになりましたね」とうれしい言…

スノーボード。先行動作のタイミングで荒れた斜面も安定して滑れるようになった。これがトーションか!!

季節外れのパウダーのオーンズ 朝一の圧雪バーンや面ツルのパウダーバーンならカービングできるのに、午後の荒れたバーンや多くの人が滑って柔らかいコブになってきたバーンだとぎこちないターンになってしまう。 長い間、原因が分からず悩まされていました…

春。シャバ雪対策。山回りでどう立ち上がるのか

2020/04/11 この件の解決策は、山回りではなく、重力方向に立ち上がるでした。下記の記事は、ヒールサイドターンですが、トゥサイドターンでも同じです。 fq12345.hatenablog.com ****ここから元記事**** 昨日、ボードを踏むということを考えてみま…

スノーボード:ターンでボードを踏むってどういうこと?足を伸ばすか腰高で。

春の雪は、シャバシャバだったり、カチカチだったり、ベトベトだったり、ガリガリだったり、ハイシーズンのようにスムーズに滑るのが難しいです。 毎年のように撃沈しているのですが、今年もハイシーズンにつかんだ気がしていたカービングが、春雪で、またわ…

外向傾(アンギュレーション)について考えてみた

少し冷え込んだ今日はスキーで。バーンは非常に硬くしまっていました。 今日のコンディション 先日、スキーで内倒(内側に倒れすぎることによって、外スキーへの圧が弱まって、内スキーで支える状態(X脚の状態)と考えています)になっているんじゃないかと…

スノーボード:今日はカービングをモノにした感あり!

新型コロナウィルスで世の中自粛ムードですが、日課のスキー・スノーボードは屋外で、スキー場も閑散としているので継続しています。 さて、昨日、スキーで内倒していると記載しました。スキーで内倒という言葉が適切かどうかはわかりませんが、この記事での…

仮説:ヒールサイドターンがどうしてもズレる。上下動の罠にハマっているのではないか

久しぶりにいい雪の朝。パウダーも含めて1時間程滑って、子どもの発表会を見てから出張へ。こんな日に限って出張とはついてない。実は、今朝は滑ってみて、納得がいかなかったので、もう少し滑りたかったのです。 最近、目線や前向きの基本姿勢、後足荷重等…

スタンス角度を変えてみました。結局、リーンアウトが良くなかっただけなのか。

季節はずれの雨 昨夜から、どうも嫌な音がするなーと思っていたら、今朝は季節外れの雨。幸い土砂降りではありませんでしたが、学校のスキー授業で来た高校生が「もう帰りたい」とリフト上で話をしていたのが印象的でした。 かくいう自分も、惰性、慣性で、…