遠回りしたら見えるものがある

スノーボードやスキー、サーフィンをマニアックに分析したい

40代久しぶりにショートボード。道具に頼りすぎていたことに気づいた

久しぶりのショートボード(6'3)

いつもは6'10の浮力のあるボードを使っていますが、サイズが大きくなるとレイトのテイクオフになることが多く、どうせ遅くなるなら昔のショートボードの方が調子いいんじゃないかと思い試してみました。10年くらい使っていなかったものです。

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これまで道具に頼りすぎてました。。。

まずはパドリングの違和感がすごい。ノーズの浮力のなさもそうですが、少し幅が狭いのか安定しない。スキルのなさがありありとでました。そのためスピードがでない。普段、板に頼っていたことを実感しました。そしてテイクオフ。これは予想通り、レイトになってもいい感じで波をとれました。むしろ大きな波のテイクオフは巻き上げられにくいので安心感がありました。

 

しかし乗ってからが大変。これも普段の板の浮力に頼って、後傾気味になっていたのでしょう。前足で踏めていないと安定しないでグラグラ。また、前足に乗ってもパワーゾーンにしっかりいないと乗りつげませんでした。太平洋のはってくる波なら波に助けてもらえるかもしれませんが、日本海の張ってきにくい波は自分のスキル次第。難しい!

 

何本か乗ってみて、沖に戻る際のドルフィンスルー。これはやりやすい。簡単にノーズが沈んでくれるのでタイミングがとりやすかったです。あまり波には乗れませんでしたが、沖で割れてくるセットでドルフィンはたくさん練習できました。ドルフィンはこのビデオで勉強していましたが、とても上手くいきました。今日はスープでも押し戻される気がしませんでした!!

 

波の先端の2mくらい前から、ノーズを両手を伸ばしてしっかり沈める。沈め終わるまでは上体を水面に平行になるようにできるだけ水面からだしておく。ノーズが沈みテールが浮いている状態(横からみると3角形になっている)になっているので、右足のつま先でデッキパッドを踏む勢いで、倒立するように頭から身体を沈めていく。そのまま、ボードの先端を両手で沖側に押し出す。


How to Duck Dive | Surfing Tutorial to Pass the Break Efficiently

 

結果、弱点が見えました!

まだまだスキル不足ということを痛感しました。浮力があることで上手くいっていたこともあり、浮力がなくなったことで上手くいったこともありました。そして自分の弱点が見えました。今後の方向性としては、やはり乗れないと面白くないので、もう一度浮力のあるボードを使いつつ、特にパドリングの左右バランスとスピードを活かしたテイクオフを練習していこうと思います。たまにボードを変えてみると発見がありますね。

 

  • パドリングの左右バランスが悪くスピードをロスしている
  • そのため、テイクオフでパドリングスピードが使えていない
  • (スピードを使えていないのでレイトになりがちでバランスがとれず)テイクオフ後に後傾になっている
  • パワーゾーンが使えていない
  • ドルフィンは正確な動きを身体が覚えていない(今日は少し良くなったと思う)

 

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