遠回りしたら見えるものがある

スノーボードやスキー、サーフィンをマニアックに分析したい

SUPでテイクオフが難しくなった。。。

久しぶりのSUP

テイクオフの分析は、もともと、SUPで立ってパドルを使ってなら簡単に波がとれるのに、手でパドルだとなぜ難しいのか?という点から始まりました。最近はそれなりに波もあり、普通のサーフィンの方が楽しくなったのでSUPから遠ざかっていましたが、波が小さすぎる時はSUPの方がいい。ということで今日は久しぶりのSUPに行ってきました。

 

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波がとれない

波のことやテイクオフのことはかなり理解できてきたと思っていたので、SUPももっと簡単になるんじゃないか!と意気込んで漕ぎだしていきました。

 

しかし、なんか波がとれない。レイトでささりそう。

 

困ったことにどうも波にあわない。たしかに今日は波がヒザ~モモダンパー気味で波をしっかり見ないといけないコンディションだったのですが、それにしてもあわない。乗れてもレイト気味で刺さりそうなところギリギリ。昨日学んだ「テールが波に引きずりあげられる」を身体が覚えていて、そのタイミングで乗っているからなんだろうなと思ました。

テイクオフの考え方は2種類あるのかな?

昨日までは、6'10"でショートボードに近いシェイプの板(以降ショートボードとします)に乗っていました。今日は、9'8"のロングボードに近い形状のSUPでした。確かにテールが波に引きずりあげられる感じを使うとどちらの板でも波をとりやすかったです。しかし、引きずりあげられる感じが得られる場所へのアプローチが違うように思いました。

 

ショートボードでは、多少巻き上げられてもテールが持ち上がりすぎないので、その場所に近い場所(なんとなく3~5mくらい沖)で待っていて、ゆっくりパドルをしながら流れによって引き込まれていく感じ。

 

SUPでは、その場所から遠い場所(なんとなく10~15mくらい沖)で待っていて、スピードをつけて引き込まれはじめる場所にギリギリで到達する感じ。行き過ぎると刺さるので。

 

これはそれぞれの得手不得手による違いだと思いました。

  • ショートボードはささりにくいけれどスピードが遅い
  • SUPはスピードは速いけれどささりやすい

 

違いを意識しておくと、ボードにあった位置取りやテイクオフのイメージがつくりやすい

今回、SUPで波がとりにくく感じたのは、SUPでショートボードの位置取りとイメージでテイクオフを行ったからではないかと思います。使用しているボードはどちらのタイプに近いのかを明確にしておくと海で、あれ?なんか調子悪い?ってなりにくいのかなと思います。ファンボードは特に中間的な位置づけと思いますが、その中間のイメージと考えるよりは、こっちのタイプのテイクオフでいくっと決めてしまった方が迷いがなくなっていいのかもと思います。


テイクオフは基本の部分は同じと思いますが、道具のことも考慮して整理した方がいいかもしれませんね。