遠回りしたら見えるものがある

スノーボードやスキー、サーフィンをマニアックに分析したい

本日オーンズ最終日。最終日にして満足のいく滑りができました

今日は、オーンズの最終日。長いようにで短いオーンズシーズンでした。しかし、最終日にして、やっと春の雪を攻略することができました。

 

「春の雪が攻略できた」というのは、ぐさぐさ・ボコボコになった雪でも、ボードが突き進んでカービングしていく。暴走しない。踏み続けて非常に安定したターンになった、また、太いボードを使わなくても、刺さることもなくなったということです。

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オーンズ最終日のターン

ここ数日、ブログの更新をさぼっていましたが、実は、2歩進んで3歩下がるような状態で、正解が見えなくなっていました。結局、雪が良い時は、誤魔化すことができていたということですね。雪が柔らかく、荒れやすくなった時、それらが全部、表面に表れていたということでした。

 

「春はスノーボードがつまらない」と心中で、叫び続けていました。しかし、その春雪によって、自分のスノーボード技術が進化し、さらに楽しい状態になりました。

 

詳細は、別の記事で整理していきますが、大きく変化したのは下記の2点です。これらは、多くのスノーボーダーが誤解しやすいところだと思います。結構滑れる人(JSBAの一級取得したくらいの方)でもできている人は少ないんじゃないかと思います。どちらも間違うと、トゥからヒール、ヒールからトゥへ流れのどこかで、暴走したり、いびつになったりするところです。

 

  • 結局、トゥサイドターンがエッジを立てただけになっていて、ボードを踏む動作が分かっていなかった。
  • ヒールサイドターンは、角付けの仕方がおしいところで間違っていて、荷重姿勢がターンではなく、ストップになっていた。

 

自分がハマっていた上記の原因も、おそらく何らかの形で表現されているはずです。しかし、それらは曖昧さを残しつつ、分かりやすさを求めて単純化する中で、理論の薄い(たまに間違った)表現になって、地に足のつかない状態になっているのではないかと感じています。自分が今シーズンこのブログで書いてきたことも、理想の状態が描けていない中で、その探求を記載してきたため、今思うと、言葉足らずな表現になっているものや、あまり効果のないものがあります。ただ、正解を表現するだけでは、「どのように進んでいけばいいのか」は見えてきません。今後、ここ数日で分かった最後の部分を整理し、これまで記載してきたことから、アプローチも取捨選択していきたいと思います。

 

もちろん、それらは単に中締めです。おそらく、まだまだ、分からない世界があるはずですので。

 

今シーズンはゴールデンウィークまであります。幸か不幸か、新型コロナのおかげで時間もあります。スキーも含めて、またいろいろと探求していこうと思います。

 

リフト上のおじいちゃんたちが、「わかってきた頃に、シーズン終わっちゃうんだよなー」と言っていました。だからこそ、やめられない。それがいいのかもしれないとしみじみ思います。