遠回りしたら見えるものがある

スノーボードやスキー、サーフィンをマニアックに分析したい

スノーボード:今日はカービングをモノにした感あり!

新型コロナウィルスで世の中自粛ムードですが、日課のスキー・スノーボードは屋外で、スキー場も閑散としているので継続しています。

 

さて、昨日、スキーで内倒していると記載しました。スキーで内倒という言葉が適切かどうかはわかりませんが、この記事での内倒は、早く回転しようと外スキーへの圧が少なくなり、内スキーで身体を支えている状態と考えています。スノーボードだと、この状態でバーンが荒れているとグラっとし不安定に感じます。

 

fq12345.hatenablog.com

 

今日は、暖かく少しベタつく雪でした。板は走らないですが、エッジが効きやすく動きを確認するには良い雪でした。

 

まずはギルランデ。ギルランデは、片斜面でターンしながら降りていくようなイメージです(下図)。これは、谷回りとエッジの切り替えの練習になるのですが、上に立ち上がらず、板の反発で、ヒザからくるぶしあたりを動かして、板を山側に移動させて次のエッジングをスタートすると、斜度があろうとなかろうと、簡単かつスムーズに切り替えを行うことができました。最初は、練習と思っていたのですが、この動きは滑走に自由を与えてくれるように思いました

f:id:fq12345:20200302112310p:plain

ギルランデのイメージ:下が斜面下方向

僕は、検定等も受けてきましたので、フォールラインに左右均等な弧を描くという滑走が多かったです。このギルランデ自体もあまり得意な動きでなかったことも拍車をかけ、フォールラインに左右均等、左右均等、左右均等と、結果的に単純な動きが多くなっていたと思います。パイプの練習も結構行いましたが、これも左右均等なんですよね(笑)。

 

ギルランデを滑りにいれると、斜面を縦横無人に動くことができます。もちろんカービングが前提ですが、斜面を斜めに進むときは、サーフィンでいうup soon downな感じで、スピードがでたところでカットバック。そしてもう一つターンをつけて、でっかいラウンドハウスカットバックの完成! カットバックのターンはめちゃめちゃ気持ちよかったです。ギルランデをいれたカービングを少し斜度のある斜面で行うと、左右均等の呪縛から解放された感じでした。

f:id:fq12345:20200302113638p:plain

ギルランデで、サーフィンのような気分になる。

 

ちょっと前置きがながくなりましたが、ギルランデでエッジを切り替えていくときに、とにかく早回りをしたくなる気持ちを抑えました。すると、エッジがかかる瞬間が明確になり、確実なエッジングになりました。

 

大なり小なり内倒してしまう。これは、斜面を早く回りたいという心理によるものですが、ここも悪循環の原因でした。まずは、回りたいけど、エッジがかかるのを確実にしてから荷重で回転する。これが、安定した滑りに重要な点でした!