ちょっと曲がったフィン
フィンを変えると乗り味が変わると言われます。今使っているサーフボードはMcCOYのNaget 6'1 41リットルです。フィンはムラサキスポーツで買ったFCS2 Performerをつかっていました。乗ったフィーリングは、Mサイズだったからかわかりませんが、フラフラする時があるという感じでした。テイクオフもスムーズにでてこない感じして気になっていました。
根拠はなかったのですが、フィンを変えたくなり調べていました。自分のボードにあうのはどれか。FCS2のシリーズを見ましたが、LサイズにしてAcceleralatorにしようかなと思っていました。しかし、ふと、特徴のあるフィンはないだろうかと調べていると、サイドフィンが湾曲したAU Finsを見つけました。
「ボードは曲線で構成されているのに、なぜフィンはストレートなのか」なんてことが書かれていて、見た瞬間にビビビーっと来ました。「これだ!!」と思いました。ただ、今は円安。あまり輸入はしたくありませんでした。そこで、国内のお店で在庫がないかと探しましたが、白浜マリーナがヒットしましたが、FSC2のタイプは在庫切れでした。結局、国内では入手できないと思い、直接メーカーから注文することにしました。amazonのサイトでは購入できなくなっており、本当に購入できるかわからなかったので直接メールをして確認しました。返事は早く、AU Finsのサイトから直接注文してくれ!とのことでした。注文後も少し不安はありましたが無事に到着しました。
その後、一週間くらい波がなくて試せなかったのですがやっと試すことができました。
大きな変化はまずテイクオフ。まっすぐ落とされてしまうことが劇的に減りました。もちろん、技術的にも改善していますがかなりアシストしてくれているように感じました。
乗ってからはグリップが効くという印象。スノーボードだと、エッジがグーっと入りやすく、そのため反発を得やすいと感じました。湾曲している分だけ、フィンが外側にでているので、あまりボードを倒さなくてもエッジグリップを得られるのだろうと思います。苦手なバックサイドもいつもより長距離乗れるようになりました。また、波が張ってくる場合は、ボードを動かすための力が溜まりやすく、いつでもボードを動かしていける感じがしました。
検証はできていませんがドルフィンスルーの失敗が増えました。間違いなく。今まではスルッと抜けれるスープで戻されるということが多くなりました。これは理解が不十分ですが、ヘッドキャップのせいで頭に浮力がでているのかもしれません。もしくは、グリップ力の見返りに抜けにくくなっているのかもしれません。これは引き続き検証していきます。
全体の評価としては、とても満足しています。もう、他のフィンには戻れないかもと思いつつ、フィンを変える楽しみを知ってしまったので、他のフィンもテストをしていきたいですし、いつかフィンを作ってみたいとも思いました。