遠回りしたら見えるものがある

スノーボードやスキー、サーフィンをマニアックに分析したい

テイクオフからライディングへの課題

テイクオフは間違いなく上達してきました。ライディングの回数も増えてきて、当初は、1日3回くらいしか乗れなかったのが、今では30分くらいで3回は乗れるようになってきました。ライディングの回数が増えてくると、今度はテイクオフからライディングに上手くつながる時とつながらない時があることが気になってきました。

変な転び方が多くなってきた

前回の投稿から、この投稿までの間に数回サーフィンにいきました。オンショアの風でジャンクながら肩~頭くらいでダラダラ割れる波、風がなく腰~腹のクリーンな波等です。これらの波に乗る中で良いライディングもありましたが、今までにあまりなかった転び方をするようになってきました。印象に残っているのは、①ライディング途中で板に置いて行かれたこと、②レギュラーで前転するように転んだこと、③テイクオフで立ち上がろうとして、つま先が引っかかったり、手を滑らせたりしたことです。①は、ライディング途中、②,③はテイクオフからライディングに移る際に起こったことです。

 

まずは課題の分析

②、③のようなテイクオフからライディングに移る際に起こる問題は、波の選び方が悪かったテイクオフの動作に何か問題があったの2点が大きな問題と思います。

 

波の選び方が悪かった

まずは波の選び方。私が鉄人と呼ぶ同じ年齢の上手なサーファーがいます。一度、海であって近くで波待ちをしていたのですが、彼がこれ行きなよ!と譲ってくれた波は非常に乗りやすかったです。逆に、彼が手を出さない波に手をだすとちょっと乗りにくかった。要は、波の進行方向に対してどの位置にいるのか「縦の位置」、また、ピークからどれくらい離れているか「横の位置」が、ばっちりな波を譲ってくれたということです。一度、縦の位置をあまり見ずにパドルを開始して、ブレイク寸前のレイトになってしまったことがありました。もともとブレイク位置に近いところにいたので、パドルをしすぎてしまった。波があまり大きくなかったので乗れましたが、テイクオフはグラグラになってしまいました。教訓としては、テイクオフのパドリングは、ブレイクする場所の近くに移動することと考えて、自分のポジションから強弱や要不要を判断することを次の課題にしたいと思います。

 

テイクオフの動作に何か問題があった

こちらは技術的な点です。実は、テイクオフ時にレールを握ってしまっているのか、握らずにいるのか自分の中で確認できていません。意識が飛んでいるので(笑)。ただ、手が滑ったや足が引っかかったというのは、おそらく手を置く位置とともにレールを握ってしまっているかどうかが大きなポイントと思います。手をボードの上についていれば、足を引き込むスペースがつくりやすくなります。握っていなければ、上から押すだけなので手が滑ることは起こりえません。レールを握ってしまう動作は、下を見てしまう動作につながりやすく、テイクオフをダメにしてしまう可能性が高いと考えています。前転してしまったのは、おそらく立ち上がる瞬間に下をみてしまい、腰がおれたせいだと思います。

 

㋐テイクオフの際に前方斜め45度を見ながら目線を水平に保ちつづける。滑り出してもこれを続けて下を見ないようにする。㋑レールを握らず、手をボードの上についてテイクオフの動作を続ける。まずは、これらの2点を中心にクセをつけていきたいと思います。

 

ライディングのことも少し

まだ、仮設状態なのですが、パドリング、テイクオフ、ターンを行う中で頭と目線を水平に保つことが非常に重要なことではないかと感じています。頭と目線の水平のラインを崩すと、わざとバランスを崩すこともできると思っています。ただ、頭や目線というのはなかなかコントロールしにくいと思っています。代わりに、アゴに注目すると頭や目線を中心とした重心コントロールができるように思いました。試しに、アゴを傾けてターンの始動を行ってみたのですが、レールが使えているように感じました。このアゴでのコントロールは引き続き確認していきます。