遠回りしたら見えるものがある

スノーボードやスキー、サーフィンをマニアックに分析したい

Day22-27 ヒールサイドターン再考

f:id:fq12345:20210115221840j:image

ヒールサイドターンは行きつ戻りつ。今週は疲労が溜まってしまっていたこと、仕事の締切が迫っていたことから、1日30分程度しか滑らずクールダウンの週でした。

 

しかし、いくつか見直してができました。まずは、ターン後半まで沈みこんでいたことです。トゥサイドへの切り替えは、カカトをあげるように斜滑降のポジションに戻ると同時に踏み込めるので2ステップでいいのですが、ヒールサイドへの切り替えは、トゥサイドからカカトを落とし切らずに斜滑降のポジションに戻る、カカトを落とす、踏み込むの3ステップかかります。そのために、踏み込みの意識が足りない時には遅れてしまっていました。また切り替えの際に斜度が大きくなると若干ローテーションしてしまいエッジがかかりにくくなっていました。

 

もう一つはターンの後半です。あたり前のことにハマっていたと思います。ターン後半は立ち上がらないといけないこと、その方向は前足のビンディングの角度に沿う方向であることです。ターンのピークで沈み込んだらすぐに重力が使えるようになるので、ここから両足をビンディングの角度にあわせてイスから立ち上がるように立ち上がるとターン後半に無理がなくなりズレなくなりました。ターン後半では、立ち上がりながら荷重をし、できるだけ早く斜滑降の状態に戻ることがポイントでした。

 

ただしターン後半で立ち上がるには、必ずその前に踏み込めている必要があります。踏み込めてなければ立ち上がれません。さらにここで必要なのは、後ろ足のヒールでプッシュしながら立ち上がることです。そうすることでずれなく立ち上がれ、先のビンディングに沿って立ち上がるのも容易になります。前足で立ち上がるというのを前に書きました。これも悪くないですが、後ろ足で立ち上がる方が直接的にグリップを高めることができるのでより良かったです。

 

ヒールサイドの要素が見えてきました。今週はヒントだしということで、またテストと整理を進めます。