遠回りしたら見えるものがある

スノーボードやスキー、サーフィンをマニアックに分析したい

スキーで面ツルではないパウダーは、谷回りで積極的に圧をかけてスラッシュしていく感じ?

前日は、ちょっと雪が降っていたので、ある程度ましな雪なんだろうなーと思いつつ、キロロにいくとパウダー。なんとパウダーでした。

 

しかし、そんな日に限ってパウダーを滑れないスキーでした。ただ、絶好のパウダー練習コンディションでもあり、素敵に圧雪されたコースに後ろ髪さされつつも、一本目からパウダーなコースにいってきました。いや、一本目は圧雪で足慣らしましょうよーという僕の無言のアピールも、「いいパウダーですね、まずは行きましょう!」と、一緒に行った方に連れていかれたという感じでした。

 

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青い空にパウダー。最高のコンディションでした。

まずは、コース内のパウダーから。今回は、底当たりしないということではなく、下の凹凸に当たる感じ(といっても下も柔らかい)でした。

 

そのような感じなので、斜度が緩いところはよかったのですが、少し斜度がでてきたり、下のコブが深くなってくると、身体が遅れてしまい、一本目でモモがパンパンになってしまいました。

 

一緒に行った方は、あっという間に、リフトまで行ってしまいました。

 

2本目も、そんな感じだったのですが、少し一緒に行った方の後ろ姿からイメトレしてみました。

 

すると、「雪面に併せて滑っているというよりは、谷回りで積極的にテールをスラッシュして圧をかけて、自分でラインをつくっている」ように感じました。

 

その後、谷回りでできるだけ雪面に圧をかけるようにしてみました。すると、自分で滑るラインを作っているような感じで、減速も簡単、反発も得られやすく、安定して滑れました。

 

この谷回りでというのがポイントと思います。特に急斜面で加速しすぎないようにするのは、一度谷回りで、スライドさせるとスピードコントロールが容易になります。

 

スピードがでても、斜面下で減速するのではなく、斜面横で減速できれば、十分に減速して、谷に向かっていけます。この安心感が、少し斜度が急なツリーランでも効きました。

 

おそらく、コブのバンクを滑る滑り方に近いのではないかと思います。

パウダーのために、しばらくコブの練習をしようかと思います。

 

少し別の話題ですが、今回、スキーでのツリーランは初めてでした。めちゃくちゃ怖かったですが、だんだん面白くなってきました。

 

今回、スノーボードとスキーの大きな違いを感じました。それは機動力。

 

スノーボードのときは、とにかく、止まらないラインはどこかを考えていましたが、スキーだと、止まってもあるけばいいやー!!となれることは、ストレスフリーになります。

 

スキー場内のツリーランのエリアがキロロにはあるのですが、ラインを間違うと歩く必要があります(迷うことはありません)。スノーボードだったら、絶対いきたくないラインも、「ちょっと試してみますかー」とハイキング気分でした。

 

雪山はスキーの方がいい!そう実感することができました。

もうスプリットボードは売ってしまおうかな笑