遠回りしたら見えるものがある

スノーボードやスキー、サーフィンをマニアックに分析したい

フードロスについて考えさせられた

層雲峡にいってきた

その日は層雲峡に一泊する予定でしたが、出発前に波があれば入ってから行こうと思っていました。朝起きてライブカメラを見るとドフラット。昨日の夕方からかなり風が吹いていたのに波がなかったことに少し違和感を感じつつ、二度寝して出発に備えることに。さて、いざ出発してみると波がありました。え??、急いでライブカメラを見直してみると、ライブカメラがドフラットだった一昨日の場所でとまっていました。スライダーを現在に戻すと腰腹くらいはありそうな感じ。せっかくの波を逃してしまいました。文明の利器に頼りすぎた結果か。自分の感覚を大事にしないといけないことを痛感しました。覆水盆に返らずなので、紅葉を楽しみにいざ層雲峡へ。黄色に色づいた山々は壮大で、これがカムイミンタラ(神々の遊ぶ場所)と言われる所以かと思える、神秘的な雰囲気がありました。

 

 

晩御飯

旅の楽しみはご飯。ホテルの晩御飯は上川の豚のしゃぶしゃぶでした。お肉嫌いの娘も食べれる程、絶妙な味でした。しかし、その量がやばかった。小学生分を大人分で用意したのではないかという程の量。ご飯もモリモリ、〆のラーメン付き。まわりを見ると若い人は少なく殆どがご年配の方々。片づけ前のテーブルを見ると、お肉や野菜、そして、ラーメンが残っていました。

 

目の前に広がる食材とうちの人員構成を眺めながら、「食材は必要な分だけお願いできるようにしてくれればよかったのに」や「お肉を冷凍して、ご飯をおにぎりして持って帰りたい」等が頭をグルグル。子どもたちと、なんとか豚肉は食べましたが、ラーメンとご飯は殆ど手つかずとなりました。

 

ホテルとしては管理を簡単にしたい、少ないよりは多く食べてほしいというようなコストとおもてなしのバランスを考えてのことだろうと思います。しかし、ここにはミスマッチが発生しやすと思います。自己申告やブッフェスタイルでもいいとは思いますが、予約システムと連動させて統計的な分析をもう少し進めることで年代や国籍、時期、メニューから食べ残しがすくなくなるようなバランスが整えられるのではないかと思いました。経験的なバランス感覚となってくると、そのようなデータを用いたAIとなるとは思います。

 

美味しいからこそ適度な量を食べたい。

 

中国等は残すことで満足を表しますが、日本だと残さず食べることが満足の表現。もったいないの精神は世界に誇れることと思いますので、観光×テクノロジーで世界に伝えていってほしいと感じました。

 

もちろん、先進企業はやっていると思います。しかし、北海道の観光地はみんなそういうことも取り組んでいる!と言われるようになると素敵だなーと感じたところです。