遠回りしたら見えるものがある

スノーボードやスキー、サーフィンをマニアックに分析したい

スキー急斜面で後傾になる。落とされる→ガッとエッジを立てるのではなく、ギューッとプレッシャーをかける

平日の朝のオーンズは高齢者が多いのです。リフトで話を始めると、「おれ何歳と思う?」→「いやーみえませんねー」という鉄板の流れが僕には心地いいです。引退後の世界を垣間見るのも刺激的です!

 

さて、今朝は70代の方と乗り合わせました。その前に、急斜面を先に滑っていて、スムーズに滑っているなーと見ていた方でした。

 

今年の自分は、冬の時間が融通が利くので、毎朝のランニングと同じ感じで滑っています。仕事への質問の流れで、来年、再来年はこんなことはできないかも、なんてことをその方にこぼしたら、「先のことは考えたらダメだよ笑、俺だって来年死ぬかもしれないしなーはっはっはは」と明るく言われて、なんだかほっこりしました。

 

さて、数リフトご一緒し、急斜面でエッジが効かないという共通の悩みの話になった時に、その方から「ガッとかけるんじゃなくて、ギューッと踏むらしいよ。本で読んだんだけど(笑)」と言われて、ハッとしました。

 

エッジを踏んでいるような気分になっていたのですが、実は踏まされているだけ、実はエッジを立てるだけになっているのではないか?という質問がポップアップしてきました。

 

そして、このビデオのように、押し出すような動きを取り入れてもいいんじゃないかと思い、ボーゲンにならないように、斜滑降の部分から、外スキーを押し出すようにエッジングをしてみました。


【たわみを引き出す】スキーへの正しい圧のかけ方| M's Ski Salon Vol. 19

 

結果、外向傾が自然と生まれて非常に安定したエッジングができました。これかーーーって、発見の喜びに浸れました。ただ、内スキーをどうするのかがまだわからない。パウダーで、足を開いては滑れなかったので、しっかり閉じて浮力を得たいところです。しかし、内足も同時に押し出すというのはまだ、うまくいかない。

 

パウダーのビデオで、腿を回すと言っていたものがありました。よくわからない言い回しですが、上体で曲がるなということととらえてやってみました。これは、パウダー内でスキーを回すときに、スキーの回転力を得られやすい感じはありました。


深雪の滑り方 パラレルのポイント その2

 

次は、押し出す動きと、この腿を回すというのをどう両立させるかを考えてみたいと思います。

 

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腿から動かすというのは、下記の記事にかなり関係してそう。

fq12345.hatenablog.com